🎓 プロフィール・経歴
- 氏名:穴井 詩(あない らら / Lala Anai)
- 生年月日:1987年11月11日(現在37歳)
- 出身地/出身校:愛知県岡崎市/Nova Southeastern University(米国)中退
- ゴルフ歴:11歳で競技を始め、13歳時に父親の教職の都合で米国へ渡航し根幹を鍛える。2008年に日本でプロ転向(LPGA 80期生)
🏆 成績・戦績
- JLPGA通算優勝数:6勝
- 2016年「ゴルフ5レディス」でツアー初優勝
- 2017年・2019年も優勝を重ね、2023年には「ヤマハ レディース」「パナソニックオープン」で2勝
- 2025年「ヤマハレディースオープン葛城」で6勝目を達成
- 2025年成績の傾向:飛距離を武器にトップ10入り多数、平均飛距離トップクラス。安定性と経験の深さが光る選手。
🎶 趣味・性格・恋愛
- 趣味:写真撮影・スポーツ観戦などが公表されており、自他共に「カメラ好き」として知られています
- 性格:豪快なショットと冷静なマネジメントのバランスを持ち合わせた支配力のあるタイプ。コース上でのメンタルも強く、「ひとつのボギーでバタバタしなくなった」という成熟のコメントも
- 恋愛・結婚:2025年時点で公式発表された交際歴・結婚歴はなく、未婚。選手としてのキャリアを第一に活動されています
📋 サマリー表
項目 | 内容 |
---|---|
生年月日/出身地 | 1987年11月11日/愛知県岡崎市 |
ゴルフ歴・教育 | 11歳〜競技開始、米国高校を経て大学中退、2008年プロ転向 |
主な優勝歴 | 通算6勝(2016年初優勝、2023年2勝、2025年最新優勝含む) |
飛距離性能 | 豪快なドライバーショットで女子プロ屈指の飛距離保持 |
趣味・性格 | 写真・スポーツ観戦好き、ポーカーフェースの勝負師タイプ |
恋愛 | 未報道/未婚、競技中心の生活スタイル |
穴井詩選手は「飛ばし屋」かつ安定感のあるプレースタイルで、中長期的な実績を誇るベテラン。
🤝 スポンサー体制
- クラブ契約はフリー契約で、複数ブランドを使い分けるスタイル。
- 特定企業との継続契約はなく、自らクラブ選びを行うセルフプロデュース型です
⛳ 使用クラブセッティング(2025年頃の代表構成)
ALBA NetやGolf Digest ミンナの独自取材による最新セッティングはこちらです:
- ドライバー:テーラーメイド Qi 35 LS(ロースピン)、シャフトは0.75 インチチップカットしたVENTUS BLUE
- フェアウェイウッド:キャロウェイ Paradym 3W・5W、同じく方向と飛距離を両重視
- ユーティリティ:キャロウェイ Paradym Ai Smoke MAX(7Wなど)
- アイアン:ミズノ JPX 921 Tour(5I~PW) + KBS Tour FLT シャフト。軟鉄鍛造ながら優しめのモデルで、ミスを「結果」で味わえる仕様
- ウェッジ:Titleist JAWS RAW(52°・58°)+ Dynamic Gold Tour Issue(S200)
- パター:Odyssey White Hot OG 2‑Ball Blade Tour Lined
- ボール:Titleist Pro V1
🔍 スイング解析・特徴
Waggle Onlineによる技術分析を基に整理しました:
- トップでシャフトがクロスする大型バックスイング → 助走距離を長く使い、圧倒的なヘッドスピードを生むドライビング力。これが近年の平均飛距離トップクラスを支えています。
- 飛距離と方向安定のバランス重視:トップクラスの飛距離ながら、方向性はパーオン率6位と高水準。攻めと守りを兼ね備えたクラブ&弾道選定のセンスが光ります
- 操作性重視のクラブ選び:大きすぎず軽量なヘッドを好み、クラブ特性と自身のスイング感覚に一致するフィーリングを追求。意図しない弾道を防ぐ選択が際立ちます
🗣 インタビュー発言・人柄エピソード
- 「ミスはミスとして認識したい」:アイアンが易しすぎるとスイングの改善ポイントが曖昧になるため、あえてミスが出る操作系アイアンを選ぶという発言あり
- 「パー5の2打目で曲げるケースを減らしたい」:FWを重点的に選び直し、安定したスコアメイクに繋げた経験を語っています
- ティーショットの戦略的選択:大会によっては敢えて3W/5Wをティショットに使い、飛距離より安定感を優先する戦略も実践
- ヘッド重量の調整:Qiパークドモデルの重量を軽くするため、バックウェイトを外し、よりヘッドスピードが出るようにカスタムしたことを明かしています
📊 総まとめ表
項目 | 内容 |
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スポンサー形態 | 契約フリー。自ら14本を選ぶセルフプロデュース型 |
使用クラブ構成 | ドライバー:Qi35 LS、FW:Paradym 3W/5W/7W、アイアン:JPX 921 Tour、ウェッジ:JAWS RAW、パター:White Hot OG、ボール:Pro V1 |
スイング特性 | トップ大振りで助走距離確保、バランス重視の弾道選択と方向安定性 |
ギア哲学 | 操作性重視、ミスが明確に分かる道具選び、安定と攻めの両立 |
戦略的コメント | ミスの原因を追究/パー5戦略でFWを活用/ヘッド調整による飛距離最適化 |
穴井詩選手のプレースタイルは、圧倒的な飛距離を持ちながらもクラブ選びと戦略において極めて緻密で、“判断力と実行力を備えたプレーヤー”です。
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