はじめに
ゴルフでスコア90を切ることは、多くのアマチュアゴルファーにとって大きな目標です。しかし、がむしゃらに練習しても効果は限定的。重要なのは正しい練習内容を効率的に行い、ラウンドで再現できる技術を身につけることです。
この記事では、ドライバー・アイアン・アプローチ・パターの4分野に分け、90切りに直結する練習メニューを紹介します。さらに、練習効率を高めるポイントやおすすめの練習器具も合わせて解説します。
ドライバー|フェアウェイキープ率を高める
狙い
90切りのためには、ドライバーでの大きなミスを減らすことが必須。ティーショットでのOBや林突入を減らせば、スコアは大きく安定します。
練習メニュー
- アドレスチェック
- 練習場で毎回、肩・腰・足のラインがターゲットに平行か確認
- スタンス幅は肩幅を基準に安定感を重視
- 3球ルール
- 3球連続でフェアウェイ幅(約30ヤード)に収まればOK
- 成功率70%以上を目指す
- 低弾道練習
- 意図的に低い弾道を打つ練習で、フェースコントロール力を向上
ポイント
- 最大飛距離よりも方向性重視
- 朝一ショットは素振りでリズムを確認してから打つ
アイアン|パーオン率を上げる
狙い
アイアンショットでグリーンに乗せる回数が増えれば、寄せやパットの負担が減りスコアが安定します。
練習メニュー
- ターゲット意識練習
- 50ヤード刻みで的を変え、距離感を養う
- UDドリル(Up-Down)
- 高い球・低い球を打ち分ける練習でクラブコントロール力をUP
- 7番アイアン固定練習
- 基本となる7番アイアンで徹底練習し、安定スイングを体得
ポイント
- ダフリ・トップを減らすには、スイングの最下点を意識
- 練習では実際のラウンドを想定し、毎回スタンスを取り直す
アプローチ|寄せワン率を上げる
狙い
グリーン周りからの寄せが1パット圏内に収まれば、ボギーやパーが量産できます。
練習メニュー
- 10〜30ヤード距離感ドリル
- 10・20・30ヤードの3距離を繰り返し練習
- ランニングアプローチ練習
- 8番アイアンなどで低く出して転がすショットを習得
- 片手打ち練習
- 右手だけ・左手だけで打つことでフェースの感覚を養う
ポイント
- 難しいロブショットより、確実な転がしを優先
- 練習場のマットよりも芝での練習が効果的
パター|3パット撲滅
狙い
パット数はスコアの約40%を占めます。3パットをなくせば、簡単に5打以上縮められるケースもあります。
練習メニュー
- 1mパット連続成功ドリル
- 20回連続で入るまで繰り返す
- 距離感ドリル
- 5m・10m・15mの距離を交互に打ち、タッチを合わせる
- 左右交互ドリル
- カップの左右どちらからも狙い、ライン読み力を強化
ポイント
- グリーンの傾斜を読む習慣をつける
- 構えを一定にするため、ルーティン化が有効
練習スケジュール例(週2回+ラウンド1回想定)
- 月曜(90分):ドライバー方向性練習+7番アイアン距離感
- 木曜(90分):アプローチ寄せ分け練習+パター距離感
- 土曜:ラウンドで実戦
- ラウンド後に課題をメモ→次回練習に反映
まとめ
90切り達成には、飛距離よりも方向性・再現性・寄せワン力が鍵です。練習場では「何となく打つ」ではなく、明確な目的を持って練習することが重要です。
関連リンク
効率的な練習には、以下のような練習器具が役立ちます。
- パターマット(室内距離感練習用)
- スイング解析センサー(スマホ連動型)
- アプローチ用練習ネット
これらはAmazon・楽天市場・ゴルフ5公式オンラインショップで手軽に比較・購入できます。継続的に使うことで、短期間でスコアアップを実感できるでしょう。
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