はじめに
「前の組、遅くてイライラ…」
逆に、「自分が遅くて後ろの組にプレッシャーをかけてしまった…」
そんな経験、ありませんか?
ゴルフは紳士淑女のスポーツ。
スキルよりもまず大切なのが、“プレーファスト(スムーズな進行)”の意識です。
特に**名門コースやコンペでは「スロープレー=マナー違反」**とみなされがち。
この記事では、**誰でもすぐに実践できる「スロープレーを防ぐ工夫10選」**をご紹介。
初心者から上級者まで、すべてのゴルファーに読んでほしい“ゴルフの常識”をまとめました。
スロープレーとは? 何が問題なの?
- 後続組に迷惑をかける(詰まりの原因)
- 進行遅延でコース全体が混雑&スタッフにも影響
- 同伴者の集中を乱す要因にもなる
- 名門コースや競技ではペナルティ対象になることも!
▶ スコアよりも「テンポの良さ」を褒められるゴルファーでありたいですね。
スロープレーを防ぐための工夫10選
① クラブは2〜3本持ってボール地点へ移動
→ 1本だけ持って行って「番手違った…」で戻るのは時間のムダ!
予想される番手+1本余分に持っていれば時短になります。
② 次に打つ人は“前の人が構えたら”すでに準備を
→ 打った後にゆっくり準備では遅すぎます!
構える・距離測る・素振りなどは、前の人のプレー中に静かに済ませておきましょう。
③ カートは“自分の打つ場所”の近くに止める
→ 打点から遠すぎると、戻ってくるのに時間がかかる!
カート運転担当は先読みして停車位置を考えましょう。
④ 素振りは多くても2回まで
→ 「3回以上」はプロでも珍しい!
フォーム確認は練習場で。本番ではテンポが命です。
⑤ ボール探しは“3分以内”で諦める
→ ゴルフルールでも「ボール探しは3分まで」が明記されています。
見つかりにくい場所に打ったら、即ロスト前提で暫定球を!
⑥ グリーン上ではピンに近い人から「準備」しておく
→「遠い人を待ってから考える」はNG。
順番通りに打つのは大事ですが、「待ってる間に読む」ことが重要。
⑦ スコア記入は“移動中に”カート内で
→ ピンを抜いたあと、グリーンでスコアをつけるのは迷惑行為!
「とりあえず覚えておいて、カートで記入」が鉄則。
⑧ ホールアウト後は“さっさと移動”が正義
→ 最後の人が入れたら即グリーンを離れる。
振り返ってグリーンを見ながらスコア話をするのはやめましょう。
⑨ コンペや初対面同伴時は“打順譲り”で効率UP
→ 「ティショット順=毎回の順番」ではなく、準備ができた人から打つ「Ready Golf」も◎
ただし、競技ルール上は要確認!
⑩ プレー中の無駄話は「次の打者以外」に
→ 盛り上がるのは良いことですが、タイミングは選びましょう。
同伴者の集中を妨げず、休憩中や移動中に会話するのが大人のマナー。
スロープレーになりがちな人の特徴と解決策
特徴 | 解決策 |
---|---|
1打1打に時間がかかる | 素振りは短く、決断は早く! |
どのクラブで打つか迷いすぎる | セルフキャディメモを作っておく |
毎回スコアを丁寧につけたがる | カートでまとめて記入する癖をつける |
同伴者とのおしゃべりに夢中になりがち | 「次の打順を見てから話す」意識を |
まとめ|“スマートなゴルファー”はスコアだけでなくテンポも美しい
スロープレーはマナーの問題であり、技術とは関係ありません。
つまり、誰でも意識一つで改善できるということ。
「この人とまた回りたい」
「後ろの組に気配りができる人だな」
そんな印象を与えるゴルファーになるために、今回の10の工夫、明日から1つでも取り入れてみましょう!
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