プロゴルファーたちのパター練習は、ただ「入れる練習」をしているわけではありません。
彼らは**「再現性」「距離感」「読みの精度」「メンタル再現」**といった複数の軸を持って、日々練習しています。
今回は、そんな**「プロが実践するパター練習法」**を、分かりやすく&再現しやすい形でご紹介します。
🏌️♂️プロが実践するパター練習法7選
① **「10球連続入れるまで帰れま10」
――プレッシャー再現ドリル**
- 距離:1m〜1.5mのショートパットを10連続で沈める
- 1回でも外したら最初からやり直し
🎯目的:本番同様のプレッシャー下での再現性強化
📝プロはこれを“ウォームアップ”代わりに毎日やることも。
② **「3球連続距離感チャレンジ」
――タッチの感覚を身体に染み込ませる練習**
- 5m・8m・10mなどランダム距離の3球を連続で打ち
- すべて「1m以内」に止めるのが目標
🎯目的:ファーストパットの距離感(タッチ)精度を上げる
📝カップインじゃなく「寄せ」が目的。そこがポイント!
③ **「片手打ちパッティング」
――フェース面の管理を研ぎ澄ます**
- 利き手“だけ”でパターを握り、3m以内を転がす
- 左右どちらもやるとバランス◎
🎯目的:フェースのブレをなくす/スイング軌道の確認
📝プロは意外とこの地味練を大切にしている。
④ **「アライメント練習(鏡+ゲート)」
――正しい構え&出球方向を可視化**
- ミラーで目線・肩のライン・フェース向きをチェック
- ゲートを通すことで「まっすぐ打てているか」を確認
🎯目的:構えとストロークのブレを防ぐための習慣化
📝アドレス時の“微ズレ”が大きなズレになる。プロは0.1°の世界で戦ってる。
⑤ **「芝目・傾斜読みトレーニング」
――読む力も“才能”じゃなく“鍛えるもの”**
- プロは練習グリーンで“同じラインを複数角度から”読む
- 実際に打って「読みとのズレ」を確認して調整
🎯目的:実戦でのライン読みに対する精度と信頼性を育てる
📝読む力こそ、パター巧者の最大の武器。
⑥ **「1球だけを打つ練習」
――ルーティン&集中力の習慣化**
- 打つ前に毎回ルーティンを行い、1球ずつ丁寧に
- 同じリズム・同じ手順・同じ思考を繰り返す
🎯目的:試合での再現力を高める“本番想定練習”
📝練習場で“100球打つより、1球に命をかける”方がプロっぽい。
⑦ **「試合前の実戦シュミレーション」
――“勝負のパット”を想定して打つ**
- 5m〜6mのやや入れづらい距離から“入れる前提”で構える
- カップの縁、芝目、傾斜を総合的に判断して実戦に近づける
🎯目的:大事な場面で決めるための“勝負勘”育成
📝「決めるイメージ」を持って練習しているから、勝負所で入るんです。
🔧プロが使うアイテム(一例)
用途 | アイテム例 | 目的 |
---|---|---|
フェース管理 | ゲート、レーザー器具 | 出球の正確性UP |
姿勢チェック | パッティングミラー | 構えのブレ防止 |
プレッシャー再現 | カウント練習 | 精神面の強化 |
距離感 | 通過カップ/バスタオル | タッチの向上 |
🎯まとめ:プロのパター練習は「精度×習慣×シミュレーション」
- ✔ 入れる練習だけじゃない
- ✔ 地味なルーティン練習を毎日続ける
- ✔ 試合に“限りなく近い”状況を作る
「プロのような練習を、自宅でもできるようにしたい」――そんなゴルファーのあなたへ。
ここでは**「自宅で真似できる!プロ級パター練習セット」**を厳選してご紹介します。
🏠⛳ 自宅で再現!プロがやってるパター練習セット6選
①【基礎固め】高品質パターマット(距離感&傾斜付き)
🔹用途:距離感トレーニング+“返し”の練習
- スティンプ値10以上(ツアーグリーン相当)推奨
- 傾斜ありタイプなら“登りと下り”両方の感覚もOK
- カップ直径が小さめの「厳しめ設定」なら、さらに◎
📝おすすめ:ODYSSEY、PuttOUT、SKLZ などの高精度マット
②【再現性UP】パターゲート or ティーピンゲート
🔹用途:出球のブレ(フェース管理)矯正
- カップに向けて「ゲート」を通すように打つ
- 2本のティーでも代用可能(コスパ重視のあなたに)
📝幅を調整して徐々に難しくしていくのがプロ流
③【構えと目線チェック】パッティングミラー
🔹用途:目線・肩・フェースのズレ修正
- 構えの“ズレ”が視覚化される
- 鏡にラインが入っているタイプが使いやすい
📝プロは「いつも同じ構え」でストロークの再現性を高めています
④【メンタル強化】“10連続成功チャレンジ”ルール
🔹用途:ショートパットのプレッシャー対応力UP
- 距離:1〜1.5m、成功率100%を目指す
- 10回連続入るまで終われないルールで実施
📝プロはこの練習で「1打に魂を込める」習慣を養ってます
⑤【タッチ養成】通過型ターゲット or バスタオル活用法
🔹用途:狙わずに“寄せる感覚”を鍛える
- カップに入れるのではなく「狙った範囲で止める」
- 小さめバスタオル or 板1枚を目標物に
📝3パット撲滅には「入れる」より「寄せる」が命
⑥【フォーム確認】スマホ+三脚 or 壁撮りセット
🔹用途:スイングの自己チェックとルーティン定着
- 正面と後方から撮影→映像で分析
- ルーティン・リズムの再現もここで可視化!
📝プロは「自分の感覚=現実じゃない」ことを知ってます
🛠️おすすめ組み合わせセット(目的別)
目的 | アイテムセット | 備考 |
---|---|---|
安定感UP | パターマット+ゲート+ミラー | 初心者〜中級者向きの鉄板構成 |
精度向上 | ゲート+ミラー+動画撮影 | ストロークを論理的に分析 |
距離感重視 | パターマット+通過ターゲット+タオル | 3パット撲滅に直結 |
実戦力 | パターマット+10球連続チャレンジ+動画 | “本番強い”パッター養成コース |
📝まとめ
🏡 自宅でも、プロの練習は再現できる!
大切なのは…
- ✅「量」より「質と集中力」
- ✅ 練習に“目的”を持つ
- ✅ できれば「毎日10分でも継続」
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