ここでは「ゴルフにおけるレーザーサイト(=レーザー距離計)」について、詳しく、でも分かりやすく解説していきます。
🏌️♂️ ゴルフにおけるレーザーサイトとは?
ゴルフで「レーザーサイト」というと、正式には「レーザー距離計(レーザーレンジファインダー)」を指します。
これは、ピン(旗)やバンカー、木など、任意のターゲットまでの直線距離を瞬時に測れる道具です。
プロからアマチュアまで幅広く使われており、キャディの代わりに正確な距離を自分で測れる優れモノ。
✅ 何が良いの?(メリット)
📌項目 | 🔍内容 |
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🎯 ピンまでの正確な距離が瞬時に分かる | 目測でなく「150.3ヤード」など正確な数字で把握できるため、番手選びが的確に。特にグリーン周りで力を発揮します。 |
🧭 任意のターゲットに照準できる | 標高差のある木、バンカー、ドッグレッグの角、池越え…など好きな地点を狙って測れるのがレーザー式ならでは。 |
⛰️ スロープ補正(傾斜補正)付きモデルもある | 「見た目の150y」と「上りで実質160y」のような勾配を加味した距離が表示され、判断ミスを軽減できます(競技ではOFFにする必要あり)。 |
🚀 即応性が高い | GPSのような待ち時間がなく、ボタン1つで即測定。テンポよくラウンドできます。 |
❌ デメリット
⚠️項目 | 📉内容 |
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🌫️ 悪天候や霧、木陰では誤測定のリスク | 雨・霧・逆光・枝葉などにレーザーが反応して、誤った距離を出すことがあります。特に安価なモデルでは顕著。 |
👁️ 手ブレによる誤照準 | 手がブレると背景の木などに当たってしまい、ピンを外しやすい。高性能モデルは「ピンロック」機能でこれを軽減。 |
⛳ ターゲットが見えないと測れない | GPSと違って、見えない地点(ブラインドの先)には使えません。打ち下ろしホールなどは不利な場面も。 |
💰 高性能モデルは高価 | ピンロック、スロープ補正、OLED表示…と機能が増えると価格もグンと上がります(上級モデルは5〜7万円超)。 |
🔄 レーザー距離計 vs GPS距離計:どっちがいい?
比較項目 | レーザー距離計 | GPS距離計 |
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精度 | ◎(±1ヤード以下) | ○(±3〜5ヤード) |
測定対象 | ピン・木・バンカーなど自由 | グリーン中心・フロント・バックが中心 |
視認性 | 見える対象のみ | 視界不良でも使える |
ブラインド対応 | × | ○ |
機動力 | ◎(ボタン即測定) | △(衛星捕捉に数秒必要) |
値段帯 | 1.5〜7万円 | 1〜5万円 |
👉 どちらが向いているかは、「目視できる対象に正確な距離を出したい人」→レーザー、「見えないホールでもざっくり把握したい人」→GPSが目安です。
🏆 おすすめレーザー距離計(例)
メーカー | モデル名 | 特徴 |
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Bushnell | Pro X3 | ピンロック、スロープ補正、気圧補正まで搭載した最高峰モデル |
Nikon | COOLSHOT PROII STABILIZED | 手ブレ補正付きで初心者も扱いやすい |
TecTecTec | ULT-X | コスパ抜群。2万円台でスロープ補正・ピンロック付き |
🎯 まとめ
項目 | 内容 |
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正式名称 | レーザー距離計(Laser Range Finder) |
主な用途 | ゴルフのショット前に「正確な距離」を測るため |
向いている人 | 自分で距離を把握して戦略的に攻めたい人、競技ゴルファーなど |
弱点 | 手ブレ・天候に弱い、見えない対象には非対応 |
選び方 | ピンロック、スロープ補正、手ブレ補正の有無で予算を決める |
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